日立システムズは6月13日、「Microsoft Azure」と一貫性のあるアプリケーション開発・運用プラットフォームを、プライベートな環境に導入して利用できる「Azure Stack」の導入から監視・運用、保守までをトータルに支援する「Azure Stack 導入・運用サービス」を販売開始した。

「Azure Stack 導入・運用サービス」は、顧客の拠点や日立システムズのデータセンターなど、設置場所や提供方法が異なる3種類の提供タイプから選択できる。同社では、同サービスの導入により、Microsoft AzureとAzure Stackのハイブリッドクラウド環境と、それらをマネージする運用・監視、保守などのマネジメントサービスをワンストップの月額サービスとして提供可能になるとしている。

  • 「Azure Stack 導入・運用サービス」概要

Microsoft Azure とAzure Stackのハイブリッドクラウド環境と、それらをマネージする運用・監視、保守などのマネジメントサービスをワンストップの月額サービスとして利用可能で、さらに、他のクラウドサービスやオンプレミスと組み合わせた、マルチクラウド環境をサポートするサービスも提供可能だという。

価格は、日立システムズのデータセンターを利用する場合が約264万円~/月、顧客拠点の場合が約134万円~/月。

今後、日立システムズは、日立製作所とも連携しながら、主に中堅から大規模企業向けに「Azure Stack 導入・運用サービス」およびMicrosoft Azureの関連サービスを拡販し、今後5年間で累計20億円の販売をめざすという。