P20 liteは、P8 liteから始まったP liteシリーズの4世代目にあたり、コストパフォーマンスに優れたミドルレンジのスマートフォンに位置づけられます。5.8インチのフルHD+ディスプレイを搭載した大画面スマートフォンですが、本体サイズは149×71×7.4mm、約145gで、P20とほぼ同じサイズですがやや軽くなっています。
SoCはKirin 659、メモリは4GB、ストレージはau版が64GB、UQmobile版およびSIMフリー版が32GBとなっています。P20とP20 Proが非対応のmicroSDにも対応します。本体カラーはクラインブルー、サクラピンク、ミッドナイトブラックの3色。フランスのアーティストだった、イブ・クラインのインターナショナル・クライン・ブルーを参考にしたというクラインブルーが独特の美しいカラーです。
カメラはデュアルカメラですが、上位モデル2機種とは異なりライカの認証は受けていません。カラーセンサーとモノクロセンサーの組み合わせもありません。200万画素のセンサーを搭載したサブカメラは、距離を測定するといったセンサーの役割をします。
そのため、被写体と背景を分離して、背景をぼかすワイドアパーチャやポートレートモードを実現しています。ナチュラルビューティアルゴリズムによる人物補正や、4つの画素を合成してダイナミックレンズを拡張する4in1ライトフュージョンといった機能も備えています。
低価格ながらある程度充実したスペックの端末として、P liteシリーズはSIMフリー機では人気のスマートフォンです。今回も31,980円でKDDIやワイモバイルに加えて、各種MVNOや家電量販店など、今まででもっともも広い販路での販売になるそうです。