[フランクフルト/ポートランド(米オレゴン州) 6日 ロイター] - ドイツの自動車大手ダイムラー<DAIGn.DE>は6日、完全電動の大型牽引トラックを2021年に生産すると発表した。同社は欧州メーカーや米テスラ<TSLA.O>と激しい競争を展開している。

新たに発表された「フレイトライナー・eカスケディア」は約36トンを輸送可能で、1回の充電で最大約400キロ走行できる。都市間の輸送や船積み向けだという。

同時に、1回の充電による走行距離が最大約370キロの、食品・飲料品輸送に適した中型モデルも発表した。

年内に公道試験向けに30台を顧客に提供し、21年までに生産を開始する見込み。

また、ダイムラーのトラック部門は同日、米北西部オレゴン州ポートランドに自動運転の研究・開発センターを開設したことも発表した。

同社は、2019年までにトラック部門の研究開発に25億ユーロ(29億ドル)以上を投資する方針。うち5億ユーロ以上は、大型の電動商用車、コネクティビティー、自動運転技術に投資する。

ダイムラー・トラックスのヨヘン・ゲッツ最高財務責任者(CFO)は、今年下半期の見通しは好調だが、サプライチェーンの問題で第2・四半期は引き続き厳しいとの認識を示した。

*内容を追加しました。