電通は6月5日、フジテレビで6月20日の深夜24時30分~25時30分(関東ローカル)に放送されるドラマ「名探偵コジン~突然コマーシャルドラマ~」において、本編にCMを融合させる広告手法「アドフュージョン」を実施すると発表した。

アドフュージョンとは、CMとドラマなどの融合でメインコンテンツの魅力を訴求する広告手法。CM中でもドラマのストーリーが展開し続け、CM自体がドラマをより面白くする重要な要素となることで、飛ばされないCM、登場が待ち遠しいCMの実現を目指す。

今回、企画主旨に賛同したのはサントリーホールディングス、エクスコムグローバル、LINEの3社。全くカテゴリーの違う各社の商品がどのように広告されるかも注目だという。

今後同社は、アドフュージョンを「ドラマ×CM」にとどまらず、バラエティー、映画、スポーツ、ゲームなど、コンテンツカテゴリーの垣根を超えたところで活用する手法を検討していくとしている。