Stack Overflowが1年おきに公開している開発者調査レポートの2018年版となる「Stack Overflow Developer Survey 2018」が公開された。同レポートは、10万人を超える開発者から得られたアンケート結果を集計したもの。開発者の種類とその年収の関係がまとめられており、どの職種がどの程度の年収なのかがわかる。

職種別ランキングと継続年数との関係図は次のとおり。

  • 開発者職種別年収ランキング - 資料: Stack Overflow提供

    開発者職種別年収ランキング - 資料: Stack Overflow提供

  • 開発経験と職種および年収の関係図 - 資料: Stack Overflow提供

    開発経験と職種および年収の関係図 - 資料: Stack Overflow提供

年収はエンジニアリング・マネージャが最も高く、これにDevOpsスペシャリスト、データサイエンティストまたは機械学習スペシャリストが続いている。逆に、年収が低い職種にはゲームデベロッパーやグラフィックデベロッパーが入っており、これにモバイルデベロッパー、教育者/教育機関における研究者、デザイナー、フロントエンドデベロッパーが続いている。エンジニアリング・マネージャの年収の中央値は8万9000米ドルで、本稿執筆時点の円換算で約980万円ほどとなっている。

職種と年収の関係は経験年数とほぼ比例の関係を示しており、長い経験年数が必要になる職種ほど年収が高くなる傾向が示されている。