東京個別指導学院は6月1日、6月10日の『夢の日』を前に、小学生・中学生・高校生を対象とした「将来の夢」に関する意識・実態調査の結果を発表した。調査期間は2018年5月9~17日、有効回答は小学生・中学生・高校生500人。

6割超が「将来なりたい職業」がある

「将来なりたい職業」はあるか尋ねたところ、61%が「はい」と回答。回答者からは、「パパが建築関係の仕事をしているので、パパと同じ仕事」(小学生)、「プロ棋士」(小学生・中学生)といった具体的な職業から、「なにかをつくる人」(小学生)などの漠然としたものまで様々な声が寄せられた。

「将来結婚したい」と思うかとの問いに対しては、「はい」が55%、「いいえ」が45%との結果に。「結婚したい年齢」の平均は「27.2歳」で、現在の平均初婚年齢(夫31.1歳、妻29.4歳:厚生労働省「2016年人口動態統計月報年計(概数)の概況」)と比べてやや若かった。また「結婚したい」と答えた人が「将来なりたい職業がある」と回答した割合は72%と、全体より10ポイント以上高かった。

夢をかなえるために大切だと思うことを聞くと、1位「勉強すること」(63%)、2位「コミュニケーション能力を磨くこと」(54%)、3位「新しいチャレンジをするなどして度胸をつけること」(53%)の順となった。

  • 夢をかなえるために大切だと思うことは?(複数回答)

さらに「努力」について質問したところ、98%が「努力することは大切」と回答。一方、「夢」をかなえるための「がんばり方がわからない」と答えた割合は55%に上り、同社は「多くの子供たちが、努力は大切だと思う一方、夢をかなえるための具体的ながんばり方について悩んでいることがうかがえる」と分析している。