7月にスタートする日本テレビのドラマ「サバイバル・ウェディング」で主演を務める波瑠さん(左)と共演の伊勢谷友介さん=日本テレビ提供

 大橋弘祐さんの小説が原作の連続ドラマ「サバイバル・ウェディング」が日本テレビで7月期に放送されることになり、女優の波瑠さんが主演を務めることが22日、分かった。波瑠さんが同局の連続ドラマの主演を務めるのは今回が初めて。また、俳優の伊勢谷友介さんが出演することも発表された。伊勢谷さんは同局の連続ドラマ初出演で、波瑠さんと初共演する。

 ドラマは、大橋さんの小説「SURVIVAL WEDDING」(文響社)が原作。勤めていた出版社を寿退社した日に恋人に婚約破棄されてしまった主人公・黒木さやかが、傍若無人な編集長に振り回され、反発しながらも、恋や仕事に全力で立ち向かうコメディー。波瑠さんが29歳の“人生どん底ヒロイン”のさやかを演じ、伊勢谷さんがさやかを「半年以内に結婚しないとクビ!」という条件付きで復職させ、スパルタ指導で導く毒舌でナルシストな敏腕編集長・宇佐美博人を演じる。

 ドラマでは、宇佐美が提案する斬新な恋愛戦略が見どころといい、海外有名ブランドのマーケティング手法を恋愛に応用し、さやかの“市場価値”を、ハイブランドのように高めるための恋愛テクニックをさやかに伝授するという。ドラマは、「スローダンス」などの衛藤凛さんが脚本を担当。「東京タラレバ娘」「愛してたって、秘密はある。」などの鈴間広枝さんと、大倉寛子さんがプロデューサーを務める。7月から毎週土曜午後10時放送。

 キャスト、スタッフのコメントは以下の通り。

 ◇波瑠さんのコメント

 私が今回演じる黒木さやかは、頑張り屋さんで一生懸命で、だけど不器用なところがあり、編集長やダメな元彼など、周りの人に振り回されることが多い役柄です。この作品には個性豊かなキャラクターがたくさん出てくるのですが、その時に対峙(たいじ)している人をちゃんと見つめて、その度にどんな空気を出せるか、どんな表情になれるか、瞬間、瞬間を大事にしていきたいと思います。さやかという人物に対して見てくださる方が共感し、「応援したい!」と思ってもらえるよう、一生懸命演じたいと思います。また作品を通して、さやかも成長していくと思うので、見守っていただけたらうれしいです。

 ◇伊勢谷さんのコメント

 宇佐美役がぴったりと言われるのは、本当は嫌なんです。だって、宇佐美はかなり“やなヤツ”ですから。でも、この前演じたのも嫌われ社長役でしたし、僕は“やなヤツ”の役が合っていると40歳を過ぎて身に染みて分かったので、この路線で頑張っていきたいなと思います(笑い)。“やなヤツ”ではありますが宇佐美は雑誌の編集長ですから、真ん中にある部下に対する愛情も垣間見えるキャラクターになれれば少しは救いがあるかなと思うので、そういう人物を目指して頑張ります。たぶん気持ち悪い芝居もするかもしれないけど、波瑠さんには引かないで頑張ってほしいです(笑い)。

 ◇原作者・大橋さんのコメント

 この「サバイバル・ウェディング」という作品は、女性誌の編集長が部下に、結婚する方法を教えるという内容の小説なのですが、書いている本人が結婚しないまま40歳を過ぎてしまいました……。つまりこの作品は、僕が一生独身になるかもしれないという現実と引き換えに生まれた作品といっても過言ではありません。ですから、日本テレビさんで連続ドラマ化、しかも波瑠さん、伊勢谷友介さんが出演されるというお話を聞いて、救われるような気持ちになりました。ぜひとも、少しでも多くの人にご覧いただき「サバイバル・ウェディング」する人が増えて、日本の少子化に歯止めをかけていただけると信じております! そして僕もできることなら「サバイバル・ウェディング」したいです!

 ◇鈴間プロデューサーのコメント

 原作を読んで、登場人物がとても魅力的に生き生きと描かれていて、ぜひこの作品をドラマにしたいと思いました。“あざとさゼロ”で上手に男ウケを狙いにいけない不器用さ。傍若無人な上司に食らいつき、格好悪くても一生懸命頑張るガッツ。女性が心底共感する主人公・さやかを、飾らないおちゃめな可愛らしさと、ブレない芯の強さをお持ちの波瑠さんに演じていただけることは、本当にうれしく思っています! そして、“クセの強い”愛すべきオレ様上司・宇佐美は、ハイブランドを着こなし知性もありながら、どこか少年のような自由さもある伊勢谷さんしかいないと思っていました! この夏、最強コンビのお二人が、皆さんの夏バテを吹っ飛ばすくらいの笑いと元気をお届けします! 皆さま、どうぞご期待ください!