キーサイト・テクノロジーは、Vision ONEおよび Vision 7300ネットワーク・パケット・ブローカー(NPB)、CloudLens Private(クラウド可視化ソリューション)などのイクシアソリューションに、マルウェアやボットネット、侵入試行、IPハイジャック、フィッシング行為を認識する、高度な脅威知見機能を追加したことを発表した。

同社ATIリサーチセンターの脅威知見を活用することで、イクシアのVision ONE、Vision 7300、CloudLens Privateは、企業ネットワーク上の悪意のある行為に関する情報をリアルタイムで提供する。これにより、費用がかさむ脅威インテリジェンスフィードが不要となり、効率が向上するほか、脅威情報をNetFlow経由で既存のセキュリティツールや監視ツールに自動的にレポートすることで、脅威や不正アクセスの兆候を簡単に特定できるとしている。

Vision ONEは、暗号化されたトラフィックに潜む脅威を可視化し、IoT攻撃を検出しフォレンジックソリューションに送ることで、性能に悪影響を及ぼすことなくネットワーク保護機能を高める。AppStack機能とSecureStack機能により、レイヤー2〜4のトラフィックとレイヤー7のアプリケーショントラフィックに関するフィルタリングの可視化を行うことができ、疑わしいアプリケーションにタグを付けて監視することで、許可されていない地域とのトラフィック、疑わしいファイル転送、ブルートフォース攻撃、ランサムウェア接続、フィッシングサイトへの接続などをいち早く見つけ出せるという。

また、Ixia Visionファミリーのネットワーク・パケット・ブローカーとCloudLens Privateは、ネットワークの管理、分析、セキュリティ保護に使用するツールに対して、トラフィックアグリゲーション、フィルタリング、SSL(Secure Socket Layer)暗号化トラフィックの複合処理、データマスキング、重複排除、インテリジェントパケット管理など多彩な機能を提供。物理ネットワークと仮想ネットワークにわたるエンドツーエンドのネットワークの可視化を実現する。

Vision 7300では、レイヤー2~4のトラフィックとレイヤー7のアプリケーションレベルのデータに対し、100GEまでのネットワークにおいてラインレートで動作し、ゼロ損失のパケット処理が可能。ネットワーク監視ニーズの増加に応じた拡張が可能で、新しいアプリケーションを追加したり、新たなセキュリティの脅威が発生したりした場合にも柔軟に対応する。

CloudLensは、パブリック、プライベート、ハイブリッドクラウドを可視化するイクシアのプラットフォームとして、クラウド内の緻密なデータアクセスの課題に対応。ハイブリッドクラウド、マルチクラウドなどの戦略に合わせて、必要な可視化機能を企業に提供する。CloudLens Privateは、プライベート・クラウド・テクノロジーをサポートし、クラウド環境でトラフィックのコピー、フィルタリング、処理、操作が行える。