Microsoftは2018年5月15日(現地日時)、「Microsoft Surface Hub 2」(以下、Surface Hub 2)を2019年に出荷することを、公式ブログで明らかにした。Surface Hub 2は、4K+50.5インチのマルチタップディスプレイに、内蔵スピーカーや4Kカメラ、指向性制御や音の到来方向を推定する遠距離(ファーフィールド)マイクアレイを備える。また、最大の特徴は縦向き(ポートレートモード)/横向き(ランドスケープモード)で最大4台の設置が可能な点。Microsoft Chief Product Officer, Panos Panayは、「共同作業するための空間を拡大できる」と述べた。

  • ポートレートモードで設置したSurface Hub 2

    ポートレートモードで設置したSurface Hub 2

Surface Hub 2を4台並べる際は、各ディスプレイの連携や独立運用も可能。複数のユーザーがサインインする"マルチユーザサインイン"で、Microsoft WhiteboardやPower BIなど各種アプリケーションを利用し、ドキュメントやアイデアへの同時アクセスや、他のメンバーが発信したアイディアとの融合といった自然な共同作業を実現できる。現在Surface Hub 2は一部の顧客でテストを行っているが、具体的な発売時期や価格は未定だ。

  • Surface Hub 2は最大4台の連携が可能

    Surface Hub 2は最大4台の連携が可能

阿久津良和(Cactus)