アイドルグループ・嵐の二宮和也が主演を務めるTBS系日曜劇場『ブラックペアン』(毎週日曜21:00~)の第4話が13日に放送され、平均視聴率が13.1%だったことが14日、わかった。初回13.7%、第2話12.4%、第3話12.1%と推移し、今回1.0ポイント上昇した(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

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高階役の小泉孝太郎(左)と佐伯教授役の内野聖陽

海堂尊の小説『新装版 ブラックペアン1988』を原作とする同作。舞台となる東城大学医学部付属病院に突如導入されることになった手術用最新医療機器・スナイプを巡る疑惑をきっかけに、外科医としてのプライドを守ろうとする“オペ室の悪魔”こと渡海征司郎(二宮)が、嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に立ち向かっていく姿を描く。

第4話では、スナイプを使った手術が成功したことで、東城大ではスナイプを大量に導入する方針を固める。高階(小泉孝太郎)はスナイプに関する論文を着実に進めていたが、論文の最後に記す研究の最高責任者の名前をどうするか悩んでいた。この論文が外科学会理事長選の行方を左右するとあって、論文が掲載される日本外科ジャーナルとの太いパイプを持つ佐伯教授(内野聖陽)と帝華大の西崎教授(市川猿之助)による闘いは、最終局面を迎えていた。

そんな時、高階は帝華大時代に担当していた僧帽弁閉鎖不全の子供の患者を東城大に転院させる。血液が固まりにくい症状で出血を伴う手術は不可能ということもあり、高階は佐伯教授にスナイプ手術の実施を頼み込む。佐伯教授は渡海(二宮和也)を執刀医に指名。ところが、あろうことか渡海は指名を断ってしまう。それどころかスナイプ手術に舵をきった佐伯教授を厳しい言葉で攻め立て、そばにいた世良(竹内涼真)も止める術がない。ついには、佐伯を激怒させてしまう。渡海は今後の手術に一切関わらないよう言い渡され・・・といった展開だった。