Q-Successから、2018年5月のWebサイト向けLinuxディストリビューションシェアが発表された。2018年5月はUbuntu、Debian、CentOS、Red Hat、Gentoo、Fedoraがシェアを落とした。2018年2月までは増加傾向が続いていたこれらディストリビューションは、2018年3月以降シェアを落としている。

Turbolinux以降のディストリビューションは1%未満とされている。Ubuntu、Debian、CentOSといったWebサイトに採用されることの多いディストリビューションのシェアが下落しているものの、代わりにどのディストリビューションのシェアが増えたかはわからない。不明と分類されているデータが増えたものと見られ、どのディストリビューションが使われているのかを判断できない対象が増えたことが、こうしたシェアの下落につながっていると考えられる。

  • 2018年5月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/円グラフ

    2018年5月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/円グラフ

  • 2018年5月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/棒グラフ

    2018年5月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/棒グラフ

  • Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Ubuntu 33.9% 37.4%
2 Debian 27.2% 30.4%
3 CentOS 17.0% 19.2%
4 Red Hat 2.4% 2.7%
5 Gentoo 2.3% 2.6%
6 Fedora 0.6% 0.7%
7 SuSE 0.5% 0.5%
8 Scientific Linux 0.1% 0.1%
9 Turbolinux <0.1% <0.1%