映像にあった臨場感を作り出せるヤマハ「聴くVR」が楽しい

2017年のイベントでもお披露目されているヤマハ「聴くVR」(技術参考展示)を体験。以前からさらにブラッシュアップされ、心地いい没入感と臨場感あふれるサウンドをヘッドホンで楽しめました。マルチチャンネルのサラウンドシステムと違い、小型のヘッドホンアンプにヘッドホンを接続するだけで、手軽にリアルな音場を体感できておもしろい!

  • 「春のヘッドフォン祭2018」で気になった&トレンド製品

    まずは、正式な商品化が待ち遠しいところです。据え置き型のヘッドホンアンプだけでなく、ポータブルヘッドホンアンプでも「聴くVR」機能が実現されると、さらに活用シーンが広がるかも

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音源定位の明確化やチャンネルの擬似的な拡張、さらにヤマハのAVアンプなどにも搭載されているシネマDSP(ヘッドホン用に最適化)といった技術によって、コンテンツにあった自然なサウンド空間を作り出しているとのこと。特に、アーティストのライブビデオなどで効果を発揮し、聴くVRなしではちょっとモノ足りなくなってしまいそう。

保温マグだけじゃない、サーモスが本格展開するオーディオ製品群

サーモス(THERMOS)と聞いて連想するのは、やはり保温や保冷効果に優れた魔法びんなどの製品でしょう。ところが、サーモスはそれだけではないのです。2017年からは、魔法びんなどの開発で培われた「真空エンクロージャー」技術を投入したオーディオブランド「VECLOS」を展開し、注目を集めています。

  • 「春のヘッドフォン祭2018」で気になった&トレンド製品

    MSA-380Sは、デスクトップ音楽制作環境に最適なニアフィールドモニターとしても評価の高い製品。今後の商品展開も気になるサーモスのVECLOSは、今もっともアツい、オーディオブランドの1つでは?

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今回は、USB-DACを内蔵したコンシューマー向けモデル「SSB-380S」、同技術を活かしたイヤホン「EPT-500/700」(チタンきょう体)、「EPS-500/700」(ステンレスきょう体)や、ヘッドホン「HPT-700」(ステンレスきょう体)、「HPS-500」(ステンレスきょう体)などを参考展示。ラインナップが大幅に拡充される予定です。VECLOSブランドの今後の展開にも期待大ですね!