日本システムウエア(NSW)は5月2日、米OneLoginと販売代理店契約を締結し、OneLoginが提供するクラウド型ID管理ソフトウェア「OneLogin(ワンログイン)」の販売と導入における各支援サービスの提供を開始した。

  • 「OneLogin」利用イメージ

    「OneLogin」利用イメージ

OneLoginは、Office365、Google Appsなど事前に登録されている5000以上のクラウドサービスのほか、ユーザー独自のWebアプリケーションで利用するIDを一元管理できるため、パスワード管理の利便性向上を可能とする製品。

主な特徴として、1つのユーザーID・パスワードで、5000以上のクラウドサービス、Webアプリケーションにシングルサインオンが可能なほか、ワンタイムパスワードなど別の認証と組み合わせることでセキュリティの強化が図れるという。

また、Active Directoryと連携し、アカウントの作成・変更・削除を自動化することで、各Webアプリケーションにリアルタイムで反映することに加え、管理者は各Webアプリケーションの利用状況をブラウザよりリアルタイムで確認を可能としている。

さらに、同サービスとNSWの「Windows10移行支援サービス」を組み合わせたセキュリティ対策やユーザーの環境に適した移行計画の立案も提案していく方針だ。同社では、同サービスを300~500人規模の企業向けに、今後3年間で40社への導入を目指す。