ポイントも貯まってお得なクレジットカード決済 活用のコツは

普段の支払い方法は現金決済がまだまだ多い

昨年秋にソフトバンクが行った調査によると、「普段よく利用する支払方法」が現金という方が56%とのことでした。そして「クレジットカードを使わない理由」として、「無駄遣いをしてしまうため」と「利用金額が把握しづらいこと」の2点が70%以上を占めておりました。

ただ、「LINE Pay」や「楽天ペイ」など、スマートフォンと組み合わせた決済の仕組みも徐々に普及してきていますので、今後の見通しとしては、現金決済は少しずつ減っていく可能性は十分あると言えそうです。

クレジットカードのメリット「ポイント還元」を活かさないのはもったいない

確かにクレジットカードは銀行口座に入っている額以上に利用することが可能なため、納得のできる理由ではありますが、一方で、クレジットカードや電子マネーを利用するメリットとして「ポイントが貯まる」というものがあります。

普通預金の金利が0.001%の時代、クレジットカードのポイント還元率は1%以上、カードによっては4%というものもあり、使わないでいるのは少々もったいない気がします。それでは、カードや電子マネーを安心して使っていくためにはどうすればいいのでしょうか?

カード利用のコツは毎月の利用金額を把握すること

実際に、現金で支払っていないせいか「お金を使っている感」が薄れてしまいがちなクレジットカード。まず毎月の利用金額をしっかりと把握していきましょう。そのためにも、基本は一括払いです。大きな買い物の時だけ利子の取られないまたはボーナス払いなどにしましょう。

リボ払いや複数回払いは利子が発生するだけではなく、毎月の支払金額が把握しにくいので、おすすめできません。知らないうちに利子が雪だるま式に増えてしまったということもあります。また、ほとんどのクレジットカードでWEB明細が利用出来ますので、月に1回は必ず確認を。利用金額の確認と共に、無駄遣いの反省にもなります。

使いすぎてしまうタイプは利用限度額を下げよう

「どうしても使いすぎてしまう」という方には、利用限度額を強制的に下げるのが一番安心です。自分で把握していなくても、限度額に達すれば支払いは受け付けてもらえなくなります。利用限度額の引き下げはクレジットカード会社へ連絡をすれば、すぐに対応をしてくれます。

プリペイド式の電子決済ならば、そこに入っている範囲までしか使うことができませんので、自然とストッパーの役割を果たします。

効率的なポイント獲得のためには「買うお店を決める」

利用金額の把握、無駄遣い防止策が整ったら、次はポイント活用について。使えば使うだけ貯まるポイントですが、効率的に貯めていくには「買うお店を決める」ことが大切です。例えば、「どこででも同じような値段で売っている」ものはひとつのお店で決めて買うとポイントが貯まる分、得をします。

割引率とポイント還元率を比較して購入すると買い物上手に

ただし、もし違うお店でセールをやっている場合、割引率がポイント還元率より高ければ、迷わずセールで購入しましょう。また、ポイントのために遠出をして、時間と体力の無駄遣いをしてしまっては意味がありません。

ポイントとは「無理なく、自然な付き合い」が一番です。また、「ポイント10倍!」などという文字を見ると、「何か買わないと損をしてしまう」と焦り、無駄遣いをしがちです。その時のためにも、「ポイントが10倍の日はこれを買う」などと、事前に決めておくといいでしょう。綿密なお買い物計画をたてることで、ポイントの貯まり率は変わります。

自動的に利用履歴が残るクレジットカードや電子決済払いは家計管理を便利にしてくれる上にポイントも貯まる、一石二鳥のアイテムですので、上手につきあっていきましょう。

(杉山 夏子:ファイナンシャルプランナー)