なかなか貯金できない人もあきらめないで!簡単な計算で、貯金するペースを作る方法をお教えします。来月こそ、貯金体質になってみませんか?合理的・具体的に手取りの10%を貯金する方法を解説していきます。

◆目標は手取りの10%を貯めること!
いろいろがんばっても、どうしても貯金できないという人がいます。マジメな人ほど、何か自分がおかしいのかと心配してしまうようです。しかし、あまり心配する必要はありません。貯金はほとんど癖や習慣に近いものなので、癖や習慣がないとうまくできないものだからです。できない人は「癖・習慣」を意識的に作ればいいのです。

そこで、合理的・具体的に貯金する方法を考えてみます。目標は手取りの10%を貯めること!といっても、簡単な足し算と引き算、割り算でできますから大丈夫です。それでは紙と電卓をもってきてスタートです!

◆手取りの10%はこうして貯める!
まず、給与明細をみつけて「実際の手取り額(A)」を調べます。今度は通帳をもってきて(コンビニ等で支払っている人は伝票)、「家賃・電気代・ガス代・水道代・通信費(携帯電話・スマホ含む)の合計(B)」を調べます。AからBを引くと、「実際に一か月に使えるお金(C)」が自動的に出てきます。

■計算例
・実際の手取り額(A):250,000円
・家賃等(B):125,000円
・実際に一か月に使えるお金(C):125,000円(AからBを引く)

今度はCを5で割ります。これが「1週間あたりに使って良いお金(D)」です。1日あたりに計算したければ、さらに7で割ってもいいでしょう。

■計算例
・実際に1か月に使えるお金(C):125,000円
・1週間あたり使って良いお金(D):25,000円(Cを5で割る)

このDの予算を守って、毎週暮らしてみます。すると4週間後には、D分のお金が残っていることになります。給料日までの残り数日分を少しやりくりしても、Dの半分以上が次の給料日には手元に残るはずです。これであなたは、貯金をするお金が手元に残ることになりました。おおよその目安でいえば、手取りの半分程度がCになると思いますので、その1/5であるDは、手取りの約10%ということになります。

◆癖や習慣がつけば、あとはどんどん貯まっていく
ここまで読んで、「そんなバカな?」「ウソでしょ?」と思う人もいるでしょう。ぜひ1か月試してみてください。無自覚に1か月過ごすよりも確実にお金を使う意識が変わると思います。予算を考えながらお金を使うことは、「貯金の癖や習慣」を自然に身につけるためのいい方法なのです。

慣れてきたら、Dに相当する額を先に貯金してしまってもいいでしょう。別の銀行口座に隠しておくのです。残りのお金で1か月過ごすのと、1か月過ごして残ったお金を貯金するのは同じようですが、心理的には先に貯めておくほうが貯金しやすくなります。長い人生において、お金で困ることが何度かあると思います。それまでに年収の10%以上を確実に貯めておける習慣があれば、人生でお金のことに困ることがぐんと少なくなります。今年こそ、貯金の習慣、身につけてみませんか?

文=山崎 俊輔