ヤフーの100%子会社であるZコーポレーションは4月13日、シーエムディーラボの子会社であるビットアルゴ取引所東京に資本参加することを決定した。

シーエムディーラボからの株式譲渡およびビットアルゴ取引所東京からの第三者割当増資を引き受け、ビットアルゴ取引所東京はZコーポレーションの持分法適用会社となる。

ヤフーの既存事業とは異なる領域へ挑戦するために設立されたZコーポレーションは、関東財務局から仮想通貨交換業者として登録を認められたビットアルゴ取引所東京に資本参加し、ヤフーグループとして今後さまざまな応用が想定されるブロックチェーン関連領域と、仮想通貨事業に参入する。

また、ヤフーグループの持つサービス運営やセキュリティのノウハウを活用して、ビットアルゴ取引所東京が運営する取引所サービスの開始準備や開始後の運営を支援し、ユーザーにとって使いやすく安全な取引所サービスの提供を目指すという。

ビットアルゴ取引所東京による取引所サービスの開始は2018年秋を予定しており、ビットアルゴ取引所東京の株式保有状況は出資前はシーエムディーラボが100%、出資後はシーエムディーラボが60%、Zコーポレーションが40%。出資の実行時期は4月中を予定している。