Synologyは4月11日、日本法人Synology Japanの設立を発表した。代表取締役社長には、台湾本社のバイスプレジデントのJones Tsai(蔡 明宏)氏が就任する。

Synologyは、ネットワークストレージ(NAS)やネットワーク機器、IPカメラ監視ソリューションを提供するメーカー。一般コンシューマからの人気は高く、2017年のAmazon Prime Dayでは、500台のNASが2分で完売したという。

また、Synologyによると家庭用にNASを購入したユーザーが、勤務先にもSynology製品を導入するケースが多く、日本市場においてユーザーからの問い合わせが大幅に増加しているという。これを背景として、「日本法人を設立し、ユーザー様やパートナー様により身近なサービスを提供する必要性を確信」したとしている。

Synology Japanでは、日本ユーザー向けの機能や日本国内向けのサービス提供に加えて、円滑なコミュニケーション基盤の構築、より親密なテクニカルサポートを目指す。