AIG損害保険とスマートバリューは3月30日、業務提携を行い、2018年4月より車載用端末からリアルタイムに収集された運転データを分析・活用するテレマティクス・サービスを開始すると発表した。

AIG損保は法人の契約者に対してスマートバリュー社のAIG損保用有償テレマティクス・サービス「スーパードライブガード」を紹介。また、一部の個人契約者の協力のもと、新商品・サービスの開発を目的としたモニターテスト(約１年間)として、テレマティクス・サービス「マイドライブガード」を提供する。

法人向けテレマティクスサービス「スーパードライブガード」では、クラウドから配信される各種レポートによって、労務管理の徹底、自動車事故削減、車両管理業務効率の向上や経費削減といった、社有車に関する企業の課題解決に役立てることができるという。

また、個人向けテレマティクスサービス「マイドライブガード」では、将来的な新商品・サービスの開発を目的としてモニターテストを実施。モニターは「運転評価」、「緊急通報」および「見守り」の3つの主要機能(順次リリース予定)を利用することが可能で、自身の運転を振り返ることにより、安全運転意識や運転技術の向上を図ることができるという。

  • 運転データを活用するサービス

    マイドライブガードの3つの主要機能

今後、AIG損保はスマートバリュー社と共同開発する自動車向けIoT技術・サービス等を活用しながら、収集された運転データをもとに、新商品・サービスの実現に向けた検討を進めていくとしている。