シーメンスは、同社の提供するTeamcenterポートフォリオがMicrosoft Azureの認証更新を取得したことを発表した。同社は、Teamcenterの従来型のPLM(製品ライフサイクル管理)利用に加え、クラウド・パートナーの拡充とソリューションの多様な提供を可能にすることで、顧客のコスト削減と柔軟性の向上を実現するという。

今回のMicrosoft Azure認証により、シーメンスの顧客はPLMの所有コストを削減し、より柔軟な導入オプションを選択することができるようになる。また、認証を更新していくことで、常に最新のテクノロジーを継続的に利用することができるようになる。TeamcenterはMicrosoft AzureのIaaSとして利用できるため、顧客はインフラにコストをかけることなく、迅速に導入して運用を開始でき、PLMへの投資から多くのリターンを得ることができるということだ。

シーメンスPLMソフトウェアのライフサイクル・コラボレーション・ソフトウェア担当シニア・バイスプレジデントのJoe Bohman氏は、「Teamcenterは市場をリードする顧客の製品開発を長いこと支援していますが、TeamcenterがMicrosoft Azureの認証更新を取得したことで、お客様はインフラにコストをかけずに、そして迅速に、ビジネスニーズに合わせていつでも利用範囲を拡張することができます」と述べている。