NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は3月26日、IoTプラットフォーム「Things Cloud」との通信確認ができたセンサデバイスやIoT-GWを定める「Things Cloud」推奨デバイス制度を開始した。

  • 推奨デバイスの対象範囲

    推奨デバイスの対象範囲

新制度はIoT分野におけるトータルソリューション強化の一環として実施。ユーザー企業はThings Cloudに対応する多数のセンサデバイスやIoT-GW(センサが送るデータを受信・加工してThings Cloudへデータを送信する機能を備える機器)から用途に応じて最適な製品を選択し、迅速に安全なIoT環境を構築ができるという。

同制度の対象デバイスはセンサーデバイス、IoT-GWとなり、推奨基準はセンサデバイスやIoT-GWを扱う企業が、NTT Comが定めた試験項目についてThings Cloudと通信試験を実施し、その結果を同社へ報告する。試験結果について問題がなかった場合、推奨対象になったことを後日通知する。

申請方法は、Things Cloudとの通信試験実施の旨を申請窓口に連絡し、試験項目表の送付およびThings Cloudの検証環境の貸出を行う。推奨対象となったセンサデバイスやIoT-GWは、Things Cloudの開発者向けWebサイトに掲載するとともに、同社が参加する各種展示会などで紹介する。

今後、同社はセンサデバイスやIoT-GWを扱う各企業と協力し、推奨デバイスのラインアップを拡充などを進めていく方針だ。