22日にフジテレビ系『隣の家族は青く見える』が最終話を迎え、1月スタートの冬の民放連続ドラマの全話平均視聴率が出そろった。トップは、嵐・松本潤主演の『99.9-刑事専門弁護士- SEASON II』(TBS)で全話平均17.6%をマークした(視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区 ※以下同)。

2018民放冬ドラマ全話平均視聴率ランキング

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    対象は1月スタートのプライムタイム(19~23時)に放送された地上波民放連続ドラマ。全話の加重平均で算出。昨年10月スタートの『相棒』『科捜研の女』(テレ朝)、2月7日スタートの『バイプイヤーズ』(テレ東)は除く。

初回視聴率は、木村拓哉主演の『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日)が15.7%でトップだったが、15.1%でスタートした『99.9』は、その後16~17%台に上昇。最後の3話は、17.4%から18.0%、最後は21.0%と大台に乗せ、全話平均で『BG』に2.4ポイント差をつけた。

その『BG』も、終盤で上昇。木村拓哉が『ロングバージョン』(96年、フジ)以来となる山口智子との共演となった第7話で、初回を上回る15.8%をマークしてから、その後も16.4%、最終話17.3%と自己最高で有終の美を飾った。

また、初回視聴率4位だった石原さとみ主演『アンナチュラル』(TBS)も、山田涼介主演『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ)を抜いて3位に浮上。最終話は13.3%とこちらも自己最高で、全話平均11.1%となった。

全話平均で2ケタを維持したのは、この上位3作品のみ。フジテレビの看板枠"月9"の『海月姫』は、全話平均6.1%で最下位だったが、同局の『隣の家族は青く見える』は、22日の『とんねるずのみなさんのおかげでした』最終回直後に放送された最終話で自己最高の7.9%を記録した。

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    『99.9-刑事専門弁護士- SEASON II』