米Intelの日本法人であるインテルは3月19日、代表取締役社長を務める江田麻季子氏が3月31日付けで退任することを発表した。後任には、4月1日付けでIntel EMEA(欧州・中東・アフリカ) 地域のインダストリー・セールス事業部長を務めていたスコット・オーバーソン氏が就任する予定であるという。

  • インテルを2018年3月31日付けで退任する江田麻季子氏

    2013年10月28日に開催された新社長就任会見の際の江田氏(右)。左はインテル前社長の吉田和正氏

スコット・オーバーソン氏

2018年4月1日付けでインテルの代表取締役社長に就任予定のスコット・オーバーソン氏 (画像提供:Intel)

新社長となるスコット・オーバーソン氏は55歳で、同社で28年間勤務。今後は、暫定的な日本の事業責任者として、同社が進めているデータを主軸に置いた戦略を推進する予定となる。Intelでは、日本は重要地域の1つとしており、今後も継続してテクノロジー・イノベーションの推進を図り、日本でのビジネスを積極的に展開していくとしているほか、オーバーソン氏の指揮の下、日本地域の次期責任者の選定を進めていくとしている。

なお、江田氏は退任後、ダボス会議などで知られるWorld Economic Forum(WEF、世界経済フォーラム)の日本オフィスの代表(Chief Representative Officer)に就任する予定となっている。