伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は3月16日、アマゾン ウェブ サービス(AWS)上で稼働するクラウド型仮想デスクトップソリューションの提供を同日から開始すると発表した。

今回CTCが提供するクラウド型デスクトップソリューションは、AWS上で稼働するクラウドベースのVDIソリューション「Amazon WorkSpaces」と、Googleが開発したChrome OSを搭載したノートPC「Chromebook」を組み合わせたもの。「Amazon Workspaces」は、クラウドベースのVDIのため、アクセスする端末の増減に対して柔軟にリソースの追加や削除を行うことが可能だ。一方「Chromebook」はWebでの利用に特化したPCで、VDIに適した軽量性やセキュリティを備えている。また、クラウドベースの管理コンソールから、「Chromebook」のユーザー、デバイス、アプリケーションなどを管理することができ、テレワークでもセキュアな環境が実現できる。

CTCは、AWSプレミアコンサルティングパートナーとしてAWSの構築・運用サービス提供の経験を活かし、Amazon WorkSpaces についても構築から運用まで支援するほか、マルチクラウド環境のシステムやVDIシステムの構築実績をもとに、他のクラウドサービスや企業内システムとの連携も行うとしている。