6日にカンテレ・フジテレビ系で生放送された『R-1ぐらんぷり2018』の王者に輝いたお笑い芸人の濱田祐太郎が、優勝決定後の興奮さめやらぬ中、マイナビニュースのインタビューに応じた。

盲目というハンディキャップを自虐ネタに昇華して繰り出し、センターマイク1本でしゃべくり倒す漫談スタイルで、ファイナルステージは圧倒的な得票数を獲得。ネタと同様に、濱田が視覚障がい者であることをすっかり忘れて、終始笑いが絶えないインタビューとなった。

1本目冒頭で「どうしよう!」

001のalt要素

濱田祐太郎
1989年生まれ、兵庫県出身。芸歴5年目、よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪所属。趣味はギター、大食い。特技はあんまマッサージ指圧。近年の『R-1ぐらんぷり』は15年3回戦進出、16年3回戦進出、17年準々決勝進出。

――優勝おめでとうございます。本番で噛んでしまったとおっしっていましたね。「大会を楽しみたい」と言って臨んでおられましたが、やはり決勝戦は緊張されましたか?

そうですね(笑)。でも、今まで賞レースは他にも2つ決勝に残らせていただいたものがあって、その時と比べたら今回は結構落ち着いてできてたほうかなと思います。

――1本目の時、お客さんの拍手がなくて「びっくりした!」とネタ中に言っていましたが、あれは本当に焦りましたか?

焦りはしなかったですけど、「どうしよう!」って思いましたね(笑)

――でも、すぐに「拍手してくださいよ。客席見えへんからお客さん0人かと思いましたよ」とツカミのネタに持ち込んで笑いを取って見事でした。優勝会見では、フォトセッションのときに何度も「笑顔が苦手」とおっしゃっていましたが、なぜですか?

ははは(笑)。なんでしょうね…性格がネガティブなんで、あんまり人と笑い合うというのが苦手なんだと思います。

――会見では、お笑いで「女の子にモテたい」とおっしゃっていましたが、今お付き合いされている女性はいらっしゃるんですか?

いないんですよ。7~8年前に告白してOKだったことは1回ありますけど、3~4カ月付き合って、その1人だけですね。

――今回優勝されて全国ネットで知名度が一気に上昇したので、女の子と付き合うチャンスも増えますよね。

そりゃあもうバンバン行きます!

――ファンの子に手を出したら問題になりませんかね?

いや、そんなん関係ないと思いますよ。

――めちゃくちゃポジティブじゃないですか(笑)。週刊誌が来ようと関係ないと。

そうですね。そんな注目されることもないと思いますけど…。

  • 002のalt要素

――全国ネットの賞レースで優勝すると、その瞬間からマネージャーさんにバンバン電話がかかってきますが、もうオファー殺到ですか?

『R-1ぐらんぷり』のエントリー用紙にマネージャーの連絡先を書くんですけど、その時に代筆で書いてもらったマネージャーが飛んだので、もしかしたらその人の携帯に今連絡が行っちゃってるかもしれないです(笑)

関係者:今、こちらにバンバン電話入ってるみたいです!

――良かったです(笑)。他のファイナリストの皆さんと、優勝決定後に会話されましたか?

はい。舞台上でもみくちゃにされて、通りすがりに「おめでとう」とは言われましたけど、誰に言われたかは分からないです(笑)。でも、ゆりやんとか(霜降り明星の)粗品さんは劇場でよく一緒にいて声で分かるので、この2人には「おめでとう」と言われてたような気はします(笑)