NTTデータは3月5日、ボートレースの広報、事業の運営支援などを行うBOAT RACE振興会と共同で、「BOAT RACE江戸川」を対象に「ITを利用した新たな顧客サービス」の実現に向けた実証実験を3月8日より開始することを発表した。
今回の実証実験では、3月にBOAT RACE江戸川で開催される「ITスタジアムイベント」において、ボートレースに関するさまざまなコンテンツをアプリ中心に提供し、各種コンテンツの有効性を検証。得られたデータや知見を基にコンテンツの強化を行い、2018年度の本格サービス開始を目指す。
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ボートレース本場におけるITを活用した顧客サービス提供イメージ
具体的には、リアルタイムに配信されるマルチアングルの動画によって、普段の実況では見ることのできないアングルからレース映像を視聴することが可能。また、GPSを活用することで来場者限定のムービーを提供する。
そのほか、QRコードを用いた入場チケットレス化や、来場時に貯まる電子スタンプポイントによる電子クーポンの配布、アプリ内ゲームとの連動サービス、デジタルフォトブースサービスなどのコンテンツを提供する予定だ。
スマートフォンアプリは、2018年3月5日から3月26日までの期間限定で公開。各種ストアからダウンロードできる。「ITスタジアムイベント」開催期間は、第1節が3月8日～13日、第2節が3月22日～26日。入場料は100円だが、アプリダウンロード者はフリーチケット利用で無料だ。
