NTTデータ東北は、全社横断的な組織として、「デジタルトランスフォーメーションオフィス(以下、DXO)」を、3月1日に設立すると発表した。

現在、当社各事業部で取り組んでいる、RPA(Robotic Process Automation)ソリューションである「WinActor」をはじめとする顧客の社内業務の効率化やエンドユーザー接点の拡大等で蓄積してきたノウハウをDXOに集約しビジネス上の課題をデジタル技術の活用により解決することを目指す。

DXOの設立により当社の知見を最大限に発揮する体制を整えることで、顧客ビジネスに共に向き合い、顧客にとってのベネフィットを共に考え、そのベネフィットを実現するための最適なサービスを提供するという。

  • DXOの設立によるデジタル化支援体制の変更

具体的には、デザイン思考をベースとした以下のステップ実施するとしている。

①お客様のビジネスで発生する出来事を、お客様の業務を通して体験し、共感する。
②共感して得られたニーズから、ビジネス上の真の課題に注目する。
③真の課題について、解決するためのアイディアを共に創り出す。
④考えたアイディアを具現化する。
⑤具現化した解決策を試し、よりよいものを共に作り上げる。

DXOは、AI等の各技術との連携による新たなソリューションの創出も進めながら、ビジネスを展開。さらに、事業領域を超えた顧客同士がオープンにビジネス連携することによる、新たなビジネスの創出をサポートするという。