大塚国際美術館は3月21日より、開館20周年の記念事業として、陶板で原寸大に再現したゴッホの花瓶の「ヒマワリ」全7点を新たに設けた展示室で一般公開する。また同日、ゴッホゆかりのオランダやフランスをテーマとした「Cafe Vincent」(カフェフィンセント)もオープンする。

  • ゴッホの花瓶の「ヒマワリ」全7点を一般展示

ゴッホが南フランスのアルルで描いた花瓶の「ヒマワリ」は7点あり、死後世界各地に点在したが、なかには個人蔵や戦禍で焼失してしまった作品もある。

同美術館では、開館当初からゴッホ美術館蔵の「ヒマワリ」を展示してきたが、今回残りの作品を追加した7点の「ヒマワリ」を一堂に展示することとなった。7点全てを展示することは世界初の試みで、原寸大の陶板名画の迫力と魅力を堪能できる展示となっている。

同日にオープンする「Cafe Vincent」では、ゴッホの故郷オランダや画家として過ごしたフランスをテーマに、ランチメニューをはじめ、鑑賞の合間にほっと一息つけるデザートやドリンクを提供する。

  • 3月21日には「Cafe Vincent」がオープンする

開館時間は9時半~17時(入館券の販売は16時まで)、休館日は月曜日のほか特別休館日もある。