徳島県上板町立高志小学校およびNECネッツエスアイ(NESIC)は2月21日、D2EMOTION製のスマート感情ケア・ソリューション「FEELBOT」を活用して、児童/生徒の気持ちの状態と交友関係を把握し、学級の指導を支援する実証実験を開始すると発表した。

  • 「FEELBOT」を活用している様子

    「FEELBOT」を活用している様子

FEELBOTは、児童・生徒がタブレット端末等を利用して感情や交友関係を入力し、そのデータを教師が確認することにより、児童・生徒の心理状態を見える化できる構成員管理支援システム。これまでの実証実験から、「FEELBOT」で得られたデータを教師間で共有し、意見交換できるなど、一定の活用効果が得られているという。

今回の実証実験では、上板町教育委員会にて今年度整備したタブレットPCを使用し、教育現場での「FEELBOT」の活用効果や学級指導におけるIT機器の有効性を検証。さらに、これまでNESICとD2EMOTIONが実施してきた実験を踏まえ、地方と都市との傾向や活用法の違いについても検証していく。

児童・生徒は1日2回(登校時、下校時)自分の気持ちを表現する操作(心の表情、心の色、幸せ点数の選択)を行う。下校時にはさらに、好感を持っているクラスの友人へハートを送る。また、同システムを利用して、教師に直接メッセージを送ることもできる。

  • 「FEELBOT」の入力画面(児童・生徒用)

    「FEELBOT」の入力画面(児童・生徒用)

教師は「ハートを送る」のやり取りの状況により友達への関心の度合いを把握し、週や月単位での感情一覧から、変化を発見することが可能だ。児童・生徒が入力したデータを見える化した「感情分布図」によりクラス全体の状況・変化をつかむこともできるという。

  • 「FEELBOT」の管理画面(教師用)

    「FEELBOT」の管理画面(教師用)