Microsoftは2017年2月14日(現地日時)、IT技術の利用や市場へのアクセス、コミュニティのメリットを提供する新プログラム「Microsoft for Startups」を開始したことを、公式ブログで明らかにした。

  • (ブログより抜粋)

    (ブログより抜粋)

Microsoft for Startupsは新しい顧客やチャネルパートナーとスタートアップを結び付け、グローバルなエコシステムを作り上げることを目的としたプログラム。参加企業は無料のMicrosoft Azureクレジットやエンタープライズクラスのテクニカルサポートを最大12万ドルまで享受できる。また、Office 365やMicrosoft Dynamics 365といったツールの利用も合わせて可能だ。

さらに複合現実の普及を目指す活動拠点「Microsoft Reactor」や、マーケティングやテクニカルサポートを提供する「Microsoft ScaleUp(旧Microsoft Accelerators)」、ベンチャーキャピタル投資を行う「Microsoft Ventures」も利用できる。Microsoftは本プログラムを実施するため今後2年間で5億ドルの投資を予定している。

阿久津良和(Cactus)