キヤノンは2月13日、大容量タンクを搭載したインクジェットプリンタGシリーズ「G3310」および「G1310」を発表した。発売は2月22日。価格はオープンで、参考価格はG3310が39,880円(税別)、G1310が24,800円(税別)。

  • G3310

    G3310

  • G1310

    G1310

大容量インクボトルを同梱し、前面のタンクにユーザーがインクボトルから、インクを補充して使用する。小規模事業所や、家庭における子どもの学習教材の印刷など、プリント機会が多いユーザーの要望に応え、従来のインクカートリッジ式モデルと比べて、インク交換の頻度を低くし、ランニングコストも削減できるようにした。

パッケージには、ブラック×2、シアン×1、マゼンタ×1、イエロー×1のインクボトルを同梱。インクボトル1本で、モノクロ約6,000ページ、カラー約7,000ページの印刷が可能という。ポスター作成ソフトウエア「PosterArtist Lite」も付属し、PCにインストールすると、100種類のテンプレートからポスターやチラシまで作れる。

インクコストは、A4カラー1枚で約0.8円、A4モノクロ1枚で0.3円。印刷スピードは、A4モノクロ1枚あたり約8.8ipm、A4カラー1枚あたり約5ipm。インクの残量を目視できるよう、タンクは本体前面に配置した。

G3310はWi-Fiに対応し、PCやスマートフォンとワイヤレスに接続できる。無料アプリ「Canon PRINT Inkjet」を利用して、スマホやタブレットの文書を印刷可能だ。各種ストレージサービスとも連携し、クラウド上の文書や写真のプリントアウトにも対応する。

本体サイズは、G3310がW445×H163×D330mm、重量が約6.3kg。G1310がW445×H135×D330mm、重量が約4.8kg。プリンタドライバは、Windows版のみ用意。交換用のインクボトルは、ブラックのみ1,720円(税別)、シアン、マゼンタ、イエローは1,120円(税別)。