2018年2月9日に開幕した「平昌2018冬季オリンピック・パラリンピック大会」。パナソニックは、この大会と連動したプロモーションを、東京・有明のパナソニックセンター東京で開催している。会期は、パラリンピックが終了する3月18日までの予定だ。

  • パナソニックセンター東京、オリンピック、プロモーション

    東京・有明のパナソニックセンター東京

パナソニックは、平昌2018冬季オリンピック・パラリンピック大会のワールドワイドTOPパートナーであり、同じくワールドワイドTOPスポンサーを務める2020年の「東京2020夏季オリンピック・パラリンピック大会」に向けて、全国的な盛り上がりを支援するものと位置づけている。

プロモーションのコンセプトは、「感動と興奮をつなげよう!平昌 to 東京 ~Connect the Passion from PyeongChang to Tokyo!~」だ。

「小中学生や高校生、大学生などの若年層を対象にした展示やアクティビティを実施し、平昌2018冬季大会の熱気や文化、魅力を、見て、触れて、感じとってもらえるものにしたい。これによって、東京2020オリンピック・パラリンピック大会に向けた機運を高め、全国的なムーブメントの拡大を目指す」(パナソニック)。

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  • パナソニックセンター東京、オリンピック、プロモーション

    パナソニックセンター東京の入口も「平昌2018冬季オリンピック・パラリンピック大会」のカラーに変更

パナソニックでは、平昌2018冬季オリンピック・パラリンピック大会において、LED大型映像表示装置を42台、プロ用音響システムを10会場、プロジェクターを234台、セキュリティカメラを1,079台、放送用のHDレコーダーを約50台、同HDカメラを約50台、同モニターテレビを約1,000台導入。会場の盛り上がりを支援するとともに、全世界に冬季オリンピック・パラリンピックの感動を伝える支援を行っている。

東京・有明の8Kシアターに注目

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    8Kシアターの入口の様子

今回のプロモーションで特に注目されるのが、NHKが行っている8Kシアターだ。パナソニックの4K+対応3チップDLP方式プロジェクター「PT-RQ32K」×4台を組み合わせ、エッジブレンディング技術によって、8Kによる高画質映像を400インチのスクリーンに投影。

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    400インチのスクリーンに8K映像を投影

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    パナソニックの4K+対応3チップDLP方式プロジェクター「PT-RQ32K」

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    「PT-RQ32K」を4台組み合わせて8Kによる高画質映像を投影

さらに、RAMSA Auditorium Seriesスピーカーを用いた22.2チャンネルの立体的な音響によって、臨場感あるオリンピック競技の様子を伝える。開会式は終了したが、閉会式の様子も楽しめる。

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    RAMASAのスピーカーを用いて、22.2chの立体音響を楽しめる

実際に、現場でフィギュアスケート競技の様子を見たが、高精細の画像と、立体感のある音響との組み合わせは、まるで会場にいるような雰囲気であり、競技の迫力をヒシヒシと感じることができた。機会があればぜひ一度体験してもらいたい。

各競技の様子は生放送するほか、パナソニックの8Kスーパーハイビジョンレコーダーに蓄積した録画も随時放映している。8Kシアターは、通常は午前10時からオープンし、午後6時で終了。2月9日の開会式は、特別に午後10時まで生放送で見られるようにしていた。8Kシアターは、2月25日まで行う予定だ(2月19日は休館日)。

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    2月19日の休館日を除いて、毎日、8K映像でオリンピックの感動を