KDDIは1月29日、多様なAPIを活用することで、新たなIoTサービスの創出を促進する「KDDI IoTクラウド API Market」の提供を2018年1月30日より開始すると発表した。

「KDDI IoTクラウド API Market」は、自社のデータやサービスをAPIを通して提供する企業(APIプロバイダー)と、さまざまなAPIを利用して新しいサービスを開発したい企業(API利用者)をつなげるAPIマーケットプレイス。天気、地図、音声合成、画像認識など、新しいサービスを開発する上で役に立つ60以上のAPIをラインアップしており、API利用者は自社の保有するデータと連携したサービス開発が行える。

  • 60のAPIを提供するマーケットプレイス

    サービスのイメージ

また、同社は今後も「KDDI IoTクラウド API Market」におけるAPIプロバイダーと、APIを活用した新しいサービス開発に積極的に取り組んでいくとしている。

APIプロバイダー向けの料金は、登録料として2万5000円/年 (API商品単位)、API売上高に応じて設定された手数料率でAPIマーケット手数料が発生する。API利用者は、API利用料としてAPIプロバイダーが設定した各種料金を支払う。

なお、サービス開始キャンペーンとして2018年7月末までに登録された「年間登録料」および2018年7月末利用分までの「APIマーケット手数料」は無料になる予定。適用単位、条件等は別途、提示する料金表による。