左から雪菜役の玉城ティナ、時雨役の小関裕太。

遠山えま「わたしに××しなさい!」の実写映画化とドラマ化が決定した。

2009年から2015年まで、なかよし(講談社)にて連載された「わたしに××しなさい!」は、人気ケータイ小説家として活躍する女子中学生・氷室雪菜が、創作に活かすために同級生・北見時雨を脅迫し、疑似恋愛にのめりこんでいくラブストーリー。単行本は全19巻が刊行され、第36回講談社漫画賞で児童部門を受賞している。

映画およびドラマの雪菜役は玉城ティナ、時雨役は小関裕太が担当。監督は「グッモーエビアン!」などを手がけた山本透が務める。映画初主演となる玉城は「原作を初めて読んだ時、雪菜は自分のやりたい事を真っ直ぐに突き通す一見芯の強そうな女の子かと思ったんですが、実はコンプレックスだったり弱さだったり、そんな脆い一面も持ち合わせていると気付き現場で山本監督やキャストの皆さんとキャラクターを固めていく事が出来ました」とコメント。

ダブル主演となる小関は、「『ツンデレ』ははじめて演じさせていただき、お前なんか好きにならねえよと思う反面、心の中では動いていく感情を感じることが、初めての経験でなかなか楽しかったです(笑)」と自身の演じたキャラクターについて語っている。ドラマ版は今春より放送開始、映画版は今夏公開。

玉城ティナ(雪菜役)コメント

「わたしに××しなさい!」原作を初めて読んだ時、雪菜は自分のやりたい事を真っ直ぐに突き通す一見芯の強そうな女の子かと思ったんですが、実はコンプレックスだったり弱さだったり、そんな脆い一面も持ち合わせていると気付き現場で山本監督やキャストの皆さんとキャラクターを固めていく事が出来ました。小関さんも「雪菜にめっちゃハマってる!」と温かく支えて下さって本当に感謝しています。雰囲気もとってもよくて毎日笑顔の絶えない現場でした! カメラが回るとキリッとみんなが“きゅんきゅんワード”を炸裂させていく様子がさすがプロだな……と尊敬してました、、! 一番同じシーンが多かった小関さんは本当に王子様みたいに優しくて、こういう風にしようとか一緒に考えたりしました。山本監督と素晴らしいキャストでこの世界観を表現できた事を誇りに思います。

小関裕太(時雨役)コメント

題名の通り「わたしに××しなさい」と命じられるシーンが満載のこのストーリー。それぞれのミッションシーンにものすごい時間と集中力を使って撮影しました。また、「ツンデレ」ははじめて演じさせていただき、お前なんか好きにならねえよと思う反面、心の中では動いていく感情を感じることが、初めての経験でなかなか楽しかったです(笑)。そして玉城さんは、はじめてお会いした本読みで、「なんてナチュラルなんだ! すごい!」と思いました。マンガの中でしか見たことない、あのキャラクターをリアルにしてしまう玉城さんの演技力、ぜひたくさんの方に見ていただきたいです。

山本透監督コメント

今までの恋愛映画とはちょっと違う、尖がった切り口を模索しながら、人気原作の魅力的なキャラたちで、存分に遊びまくりました! 玉城ティナ、小関裕太はじめ、出演者それぞれ、今まで自分が演じたことのない新しい領域にチャレンジをしていて、そのスピリットやエネルギーが、スクリーンから溢れ出ています。これはキラキラ映画ならぬ、ギラギラ映画!? 過激で刺激的な、胸キュンRockな恋愛映画が完成しました。

実写版「わたしに××しなさい!」

映画版は今夏公開、ドラマ版は今春より放送開始
出演:玉城ティナ、小関裕太
監督:山本透

(c)遠山えま/講談社 (c)2018「わたしに××しなさい!」製作委員会