TISインテックグループのTISと東京大学発情報技術カンパニーのリアルグローブは1月22日、ソフトウェア開発のプラクティスをシステム管理に応用するための方法論「Infrastructure as Code(IaC)」によるシステムインテグレーション(SI)の労働生産性の向上を目的とした「IaC活用研究会(IaCC)」を設立し、同日より活動を開始したことを発表した。

IaCCでは参加するエンジニアが自身や各社の「IaC」や生産性向上の取り組みを共有するとともに、「IaC」関連ツールに関する技術や知識、ノウハウを習得しエンジニアの生産性の向上に寄与することで、働き方の変化を促していくことを目的として活動を行う。

当初は、「IaC」を活用しての長時間労働の削減を目指し、エンジニアが働く上で「個人時間活用(家族サービス、自己研鑽、エンターテインメント等)へ関連と効果」や「業務効率と品質の向上効果」といった項目の効果指標を検討・評価し活動していく。

主幹事はTIS、共同運営はサイオステクノロジーとリアルグローブ、協賛企業はレッドハット、エーピーコミュニケーションズ、インターネットイニシアティブ、ネットアップ、日本OpenStackユーザ会、オープンソース活用研究所。