フィンエアーグループは1月10日、2018年冬期スケジュール(10月28日~2019年3月30日)において、関空=ヘルシンキ線をデイリー運航することを発表した。これにより、関空線は通年でデイリー運航となる。

  • 2018年冬期スケジュール(10月28日~2019年3月30日)で関空=ヘルシンキ線をデイリー運航

    2018年冬期スケジュール(10月28日~2019年3月30日)で関空=ヘルシンキ線をデイリー運航

関空=ヘルシンキ線(AY078便)は、2017年冬期スケジュールでは週5便(月・火・木・土・日)を運航しているが、さらなる需要が見込まれることから、増便を実施し利便性を高める。フィンエアーは2018年中に12機目となるエアバスA350XWBを受領し、関空線のほかにもニーズの大きいアジア路線で増便を行う。香港線は週2便を増便、合計で週12便を運航する。デリー線は、週1便を増便しデイリー運航となる。タイ・プーケット線は週1便を増便し、合計週4便となる。

人気の高い欧州各都市へも新規就航および増便を実施。新たにフランス第2の都市リヨンに就航して週2便を運航するほか、フィンランド・ロヴァニエミ、スペインのマラガおよびテネリフェ、ポルトガル・フンシャルの各路線で週1便を増便、ローマ、スペイン・グランカナリア島の各路線で週2便を増便する。

また、既存路線の一部で就航期間の延長を予定している。マルタ線とトルコ・アンタルヤ線は、12月9日まで運航する。イギリス・エディンバラ線とトルコ・アランヤ線は通年運航となり、冬期も運航する。

フィンエアーの最高営業責任者(CCO)であるユハ・ヤルビネン氏は、「フィンエアーは現在、過去最大の拡張期にあり、アジアや欧州の人気就航先への輸送力を強化しています。今回の増便によって、冬期期間の旅行計画の選択肢を増やし、柔軟性を高めることができます」とコメントしている。