2018年の年頭にあたり、シスコシステムズ 代表執行役員社長の鈴木みゆき氏は、以下の年頭所感を発表した。

謹んで新年のご挨拶を申しあげます。

シスコジャパンは、昨年、設立25周年を迎えました。お客様、パートナー企業の皆様方には、長きにわたり格別のお引き立てを賜り、深く感謝を申しあげます。

「All Connected. Anything Possible.」 これは、2020年に向けて、シスコ ジャパンが目指すビジョンです。近年普及が進むIoT(Internet of Things)は、あらゆる産業を、さらには社会全体を支えるインフラになりつつあります。デジタル化が加速するなかで、これからの日本は、すべての人、あらゆるプロセス、データ、モノがますますつながることで、人々の生活、仕事、娯楽、学習の仕方が大きく進化し豊かになる、変革の絶好の機会です。すべてをつなぐ中核にあるものがネットワークであり、このビジョンには、ネットワークのリーディング カンパニーとして、ネットワークの力であらゆることを可能にするために、セキュアでインテリジェントなプラットフォームを提供し、日本のデジタル変革に貢献していきたいという私たちシスコの想いが込められています。

2017年12月、シスコは日本卓球界のエース、石川佳純、張本智和 両選手とアスリートアンバサダー契約を結び、最新のICTによって、競技活動を支援していくことを発表しました。IoTの新たな進化によって、2020年に向けて、「スポーツの成長産業化」、日本のスポーツ変革に貢献したいと考えています。

2020年に向けてシスコ ジャパンは、IoTでは、スマートファクトリーを中心に産業のデジタル変革、都市の活性化や環境対策を支援するスマートシティ、コラボレーションの分野では、在宅勤務、リモートワークなど働き方改革に、そしてスポーツやコンサートで新たな体験を提供するスポーツ&エンターテイメントの分野にもさらに注力してまいります。

本年も、より一層のご高配を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。