まもなく2017年も終わり。今年も『週刊文春』の「文春砲」を筆頭に『FRIDAY』や『女性セブン』などのスクープも多く、芸能ニュースの報道合戦が盛り上がった。

熱愛、結婚、不倫、謝罪会見、薬物逮捕……ワイドショーを毎日約5時間見続け、週刊誌記者とのネットワークを持ち、『週刊芸能ニュース』連載中のテレビ解説者・木村隆志が、2017年の芸能ニュースTOP10を選んでいく(年齢はすべて報道当時)。

▼10位「竹内涼真、窪田正孝、桐谷美玲、広瀬アリス……20代俳優の熱愛スクープ連発」

  • 左から竹内涼真、窪田正孝、桐谷美玲、広瀬アリス

今年は例年以上に、主演クラスの若手俳優に熱愛報道があった。

まず2月に「広瀬アリスがBリーグ・バスケ王子との交際発覚! 事務所も認めた」。広瀬アリス(22)の相手は、プロバスケットボール・Bリーグ「アルバルク東京」の田中大貴(25)。192cmの長身で東京五輪出場が期待される実力に加え、「バスケ界の王子」と呼ばれるイケメン。双方とも「真面目なおつき合い」とコメントしたのがさわやかだった。

10月には「人気絶頂の竹内涼真、マンション&ホテル連泊の相手はアイドルだった」。『ひよっこ』『過保護のカホコ』でブレイクした竹内涼真(24)の相手は、モデル活動や舞台出演のほか、アイドルグループ・恥じらいレスキューJPNの里々佳(22)。多忙の合間を縫って、おでん店デートと「築40年のマンション」「高級ホテル」の2連泊はいかにも若手らしくエネルギッシュだった。

同じ10月に「戸田恵梨香と成田凌の交際発覚!『FRIDAY』のハリコミ車に衝突で」。『コード・ブルー』で共演した戸田恵梨香(29)と成田凌(23)が早くも交際していたのだが、「記者のハリコミ車に接触事故」という前代未聞のバレ方が話題を集めた。

12月には「窪田正孝と水川あさみの同棲が発覚。あれっ!? 大東駿介は?」。窪田正孝(29)と水川あさみ(34)のドライブデートが報じられた。水川の恋人は大東駿介(31)と思いきや、すでに破局し、秋から窪田との交際をスタートさせたという。同棲までが早かったことから早期結婚も噂されている。

同じ12月に「桐谷美玲と三浦翔平に熱愛発覚。同じマンションで疑似同棲!」。桐谷美玲(28)と三浦翔平(29)が何と「マンションの廊下をはさんで向かいの部屋に住む」という疑似同棲。5年以上前に知り合い友人関係だったが、三浦が本田翼(25)と別れたことで急接近し、最近になって交際をはじめたという。

広瀬以外は芸能人同士であり、近年俳優同士の結婚が増えていることから、どのカップルがゴールインしてもおかしくない。

▼9位「ジャニーズたちの熱愛、恥愛。MVPは"25歳年下に一目ボレ"のリーダー!」

昨年はHey! Say! JUMPの中島裕翔と伊野尾慧のスキャンダルが反響を集めたが、今年もジャニーズ勢はお盛んだった。

まず4月に「NEWS・小山慶一郎のファン大炎上!『いつ脱退?』の声も完全スルー」。小山慶一郎(32)と交際が噂されていた地下アイドルグループ「放課後プリンセス」の見習いユニットに所属する太田希望(24)の写真が流出。同じ物を持ち、ハワイ滞在の時期も重なっていた上に、太田が所属事務所から解雇されたことが拍車をかけた。その後、小山のプライベートが次々に流出し、「肉体関係を持った」なんて女性からの告発も……。

6月には「リーダー城島茂46歳の春、25歳年下のグラドルとマンション密会」。TOKIO・城島茂(46)の相手女性は、バングラデシュ人の父を持つハーフでEカップグラビアアイドルの菊池梨沙(21)。25歳の年齢差と「城島の一目ボレ」というなれそめが驚きを呼んだが、案の定「すでに別れた」と報じられてしまった。

同じ6月に「手越祐也、20代女性との恥ずかしすぎる3年間。衝撃のベッド写真」。手越祐也(29)がまたも衝撃的なベッド写真を報じられたのだが、その時期は2014年春。つまり古い情報だったのだが、「彼はなめられるのが好き」「女子高生の制服姿が好き」「唾液のにおいをかぐのが好き」と多くの性癖を暴露されてしまった。ただ手越は福岡で起きた金塊強奪事件の容疑者との写真も流出してしまい、こちらのほうが痛い。

キリがないので、ここからは見出しのみで。「交際14年、TOKIO松岡昌宏と内縁の妻。そろそろゴールインか?」「JUMP・岡本圭人の自宅ベッド写真が流出。奔放さが大学2留の原因?」「森田剛が宮沢りえ宅の隣に引っ越し。夫婦同然の新生活スタート!」「村上信五と小島瑠璃子に熱愛報道! 半月に2~3回ペースでお泊まり」「相葉雅紀の帰宅を待つ同い年の女。しかも親公認、交際5年超だった」「ドロ沼不倫から5年超、岡田准一と宮崎あおいが結婚」。これ以外でも、亀梨和也(31)と深田恭子(34)、山下智久(32)と石原さとみ(30)の熱愛続報など、いつも以上にジャニーズの恋愛報道が多かった。ファンたちにとっては、耐えて励まし合う一年になったのではないか。

▼8位「松居一代がまさかのユーチューバー化。恐怖と失笑の劇場型告発」

松居一代

インパクトで言えば、もっと上位にしたいところだが、誰も望んでいないと思うので8位。

最初に報じられたのは7月の「松居一代が突然YouTuber化。夫・船越英一郎の不倫を執念の糾弾!」。ワイドショーが「松居一代(60)のホラー劇場」と化し、意味不明のブログ更新から、YouTube独白、ツイッター開設など、ネットを駆使した夫・船越英一郎(56)への糾弾が幕を開けた。

船越サイドは「2年前から離婚協議している」「結婚当初から松居の暴力に悩まされていた」「自殺未遂騒動を起こしたほか、『死んでほしくなければ一億円の投資信託を解約して振り込みなさい』と言われた」と反論したが、松居は「糖尿病を患い10年近くセックスレスだったにも関わらず、バイアグラを飲み、私の親友と不倫していた」と告発。さらに「全面戦争、はじまりますよ」「バイアグラ男どこからでもかかってこい!」と常軌を逸した挑発を続けたことで、コメンテーターたちを失笑させていた。

その後も、松居が身を寄せる謎のおばあちゃん(89)が登場したり、ブログ閉鎖危機騒動があったり、午前4時にお湯を注いだ味噌汁を持って歩く姿を撮られたり、船越の事務所・ホリプロの圧力を訴えたり、船越の植毛手術をバラしたり、元スタッフらから「領収書偽造」の脱税疑惑を告発されたり、自ら「還暦祝い」の2000万円超の特注ベントレーを買ったり……ワイドショーと週刊誌は、面白ネタ提供者の松居に感謝しなければいけないだろう。

しかし10月に「松居一代、『もう疲れた……』、船越とのバトル終結宣言」。スッピンでママチャリに乗る姿が報じられたあと、12月には「松居一代が強欲むき出しの離婚・勝利宣言。やまない自己顕示欲」。ついに終結したが、最後も「やりました! 勝ち取りました!」「私の未来の扉がグワーッと開きました」「(船越のことは)大っ嫌いです」。これぞ松居一代という自尊心を見せつけた。一周回って面白いどころか、もう何周回ったのか全然面白くない。ただ、あのYouTube映像は長年のネタになるのは間違いなく、その意味では松居にお礼を言いたい。

▼7位「清水富美加が突然の幸福の科学出家。ベッキーと同パターンの不倫も発覚!」

清水富美加

今年最初のビッグスクープと言えばこれ。2月の「清水富美加が幸福の科学に出家。背景に『父の会社が倒産』『母の再婚』」。連ドラ、映画、バラエティに引っ張りダコの清水富美加(22)が突然姿を消してしまった。しかも、「出演キャンセルの損害賠償額は10億円か」などの見出しがセンセーショナルだった。

清水が幸福の科学に出家した理由として教団側は、「事務所の体質は見逃せない。清水さんは心身に不調を来し、ドクターストップがかかっている」。一方の所属事務所社長は、「争点はなく、対立はしていない。ソフトランディングに向けて協議を続けている」とコメント。ただ、能年玲奈の独立騒動でさわがせた事務所だけに、世間の見方はどちらつかずの状態だった。

週刊誌報道は過熱し、「清水の両親が高校1年生のときに離婚」「清水は父親と、2人の姉は母親と暮らしはじめた」「清水は母親や姉と会っていたが、2年前に母親が再婚」「IT企業を経営していた父親は5000万円の借金に苦しみ、昨年11月16日に倒産」などの家庭事情にも言及。信仰も含め、清水が一般家庭とは異なる環境で育ったのは間違いないだろう。

さらに、清水がロックバンドKANA-BOONのベーシスト・飯田祐馬(26)に嘘をつかれて不倫していたことが発覚した。しかも2人が別れたのは2016年1月。まさにベッキー(32)と川谷絵音(28)のゲス不倫が報じられていたころであり、「この騒動を見て別れたのがバレたらマズい」と思ったから別れたのだろうか。

その後、清水は所属事務所を辞めて教団運営の芸能事務所に入ったほか、8月2日に東京ドームでのイベントでお披露目された。さらに9月、「第2の清水富美加か!? 新木優子は『幸福の科学』信者だった!」という報道も。清水に負けない売れっ子の新木も信者であることが発覚し、所属事務所も認めたのだが、現在も変わらずに芸能活動を続行している。新木は教団側が「勝手に」信者であることをバラしてしまったのだが、これはむしろ「望外の名誉」らしい。……となると、次にバラされてしまうのは誰なのか。本人より事務所関係者たちは戦々恐々としているのではないか。

▼6位「アパ不倫、田中みな実似の清楚系、オフホワイト……不倫男たちが放つ流行語」

袴田吉彦

昨年の不倫ムーブメントはまだまだ収まらず。今年も大小さまざまな不倫が報じられた。

「2017年最初の不倫」と言われたのは、1月の「袴田吉彦が不倫。30歳グラドルとアパホテルでポイントカードも」。袴田吉彦(43)と30歳のグラドルとの不倫が報じられたのだが、話題となったのは「一昨年の9月からその年の暮れまでに約10回ホテルに行き、うち7回くらいは(格安の)アパでした」「ホテル代を払ってくれたのは最初の4、5回だけ」「メンバーズカードでポイントを貯めるヘビーユーザーだった」という暴露。袴田は2010年8月に元グラビアアイドルの河中あい(31)と結婚し、翌年2月には女児が誕生していたが、2014年夏から別居しはじめ、この不倫騒動を受けて離婚してしまった。相手グラドルは隠し撮りのほか、「これから世間に名前が出ることになりそう」とツイートするなどあからさまな売名行為が目立つだけに、袴田の見る目がなかったか。

3月には「渡辺謙が日米をまたにかける不倫。妻の闘病中もラブラブの衝撃!」。渡辺謙(57)が国際俳優らしく、ニューヨークでのデートを報じられた。相手は36歳のジュエリーデザイナーで「田中みな実似の清楚系」という謎のルックスで、大阪・北新地でのホステス時代に出会ったという。2人は大阪、気仙沼、冬のビーチなどでデートを重ねたほか、渡辺がティファニーの指輪をプレゼントしたようだが、気になるのは「2年半前から」という不倫期間。妻・南果歩(53)は昨年3月に乳がんの手術を受け、9月まで放射線や投薬治療を続け、現在も闘病中だけに、渡辺へのバッシングが相次いだ。

8月には「宮迫博之がかけもち不倫! 生謝罪も『一線を越えてない』にブーイング」。宮迫博之(47)がモデルの小山ひかる(26)と、竹内結子似の30代美容系ライターとかけ持ち不倫。同じホテルを使い、チェックインを運転手にさせるなどの手慣れた様子と、過去のゴシップから「クロ」は間違いないのだが、宮迫は「オフホワイト」と見苦しい弁明。さらに、「同じ部屋にいたのは事実」「下心はあった」と認めつつも、「『このご時世にダメですよね』と断られ、3回ともフラれた」と肉体関係を否定し続けた。

渡辺謙とは逆パターンで、宮迫は2012年胃がんにかかり、胃の3分の2を切除するなどの「闘病生活を妻に支えてもらった」という過去があるだけに、恐妻ネタはもう笑えない。