NECは12月28日、京都中央信用金庫とともに、RPA(Robotic Process Automation)を活用し、信用金庫職員の業務効率化に向けた実証実験を実施したと発表した。

京都中央信用金庫では、本部のデータ収集や加工・集計などの作業時間の削減や作業品質の改善のため、RPAをはじめとし、AI(人工知能)を活用した業務の効率化なども合わせて、職員のワークスタイル変革に向けた具体的な検討を行っており、実証実験では、NECのRPAソリューション「NEC Software Robot Solution」を活用することにより、マウス・キーボード操作によるリスク管理日報作成業務を対象に、ソフトウェアロボットの画像認識機能を用いてパソコン画面上の操作を登録・自動化した。

  • 「NEC Software Robot Solution」の利用イメージ

今回、NECと京都中央信用金庫は、本実証実験を通じて職員の生産性向上や人為的ミスの防止などの業務支援としての有効性を検証したという。