Microsoftは2017年12月19日(米国時間)、「Announcing Windows 10 Insider Preview Build 17063 for PC - Windows Experience BlogWindows Experience Blog」において、Windows 10のインサイダープレビュー版である「Windows 10 Insider Preview Build 17063」に「Timeline(タイムライン)」と呼ばれる新機能を導入したと伝えた。次のWindows 10アップグレードにおいて特徴的な機能になるものと見られる。

「Timeline」はアプリケーションやコンテンツなど、過去に利用したアプリやコンテンツにアクセスするための機能。Timelineを起動すると、最近利用したアプリやコンテンツの一覧を表示させることが可能。

  • Windows 10 Insider Preview Build 17063に導入された新機能「Timeline」 - 資料: Microsoft提供

    Windows 10 Insider Preview Build 17063に導入された新機能「Timeline」 - 資料: Microsoft

Timelineは右端が時間軸のスクロールバーになっており、この部分を操作することでより過去のアクティビティへ遡っていくことができる。

  • 右のスクロールバーでより過去のアクティビティを選択できる - 資料: Microsoft提供

    右のスクロールバーでより過去のアクティビティを選択できる - 資料: Microsoft

それでも目的とするアクティビティが発見できなかった場合、検索フィールドからキーワード検索をすることもできる。

  • Timelineでキーワード選択 - 資料: Microsoft提供

    Timelineでキーワード選択 - 資料: Microsoft

アクティビティはWindows 10がインストールされているPCのみならず、同じアカウントで使っている他のWindows PCや、iOS/Androidを搭載しているデバイスでのアクティビティも共有される。設定からどのアクティビティを共有するかを設定できる。

  • 設定で共有対象を変更 - 資料: Microsoft提供

    設定で共有対象を変更 - 資料: Microsoft

本稿執筆時点では、MicrosoftアプリケーションがTimelineとの連動を実装している。この機能がユーザーの人気を得た場合、ほかの主要アプリケーションも順次Timelineに対応していくものと見られる。