fossBytesに12月18日(米国時間)に掲載された記事「How To Check And Delete Your Windows 10 Activity History?」が、Windows 10において、検索や位置情報などMicrosoftのクラウドサービスを利用することで収集されたユーザーのアクティビティ情報を削除する方法を紹介した。

Microsoftはユーザーのニーズに合ったサービスを提供するためにユーザーのアクティビティを記録しているが、こうしたデータの蓄積を好まないユーザーもいる。紹介されているアクティビティ履歴の削除方法は次のとおり。

  • 「設定」を起動し、「プライバシー」を選択

    「設定」を起動し、「プライバシー」を選択

  • 「全般」を選択し、「クラウドに保存されているユーザー情報を管理します」をクリック

    「全般」を選択し、「クラウドに保存されているユーザー情報を管理します」をクリック

  • 選択したブラウザでページが開かれるので「Microsoftにサインイン」をクリックしてサインイン処理を実施

    選択したブラウザでページが開かれるので「Microsoftにサインイン」をクリックしてサインイン処理を実施

  • メニューから「プライバシー」をクリックし、タブから「アクティビティの履歴」を選択

    メニューから「プライバシー」をクリックし、タブから「アクティビティの履歴」を選択

  • フィルタから表示する内容を選んだ上で「削除」を選択してアクティビティ情報を削除

    フィルタから表示する内容を選んだ上で「削除」を選択してアクティビティ情報を削除

  • すべてのアクティビティ履歴が削除された場合の表示

    すべてのアクティビティ履歴が削除された場合の表示

Microsoftに限らず、Googleなどの大手ベンダーはユーザーのアクティビティ情報を積極的に収集し、ユーザーのニーズや好みに合ったサービスを提供している。こうした行動を気にしないユーザーもいるが、ユーザーデータの収集を問題視する組織や個人も少なくない。

個人のニーズや好みに合ったサービスを提供するには、ある程度ユーザーのアクティビティ情報を収集する必要があるが、プライバシーの確保が懸念材料として論じられている。今後、法的整備も含めて、どのように状況が推移していくのか注目しておく必要がある。