2度の発売延期を経て、12月13日ついに登場したタカラトミーの低価格プリンター「プリントス」。スマートフォンの写真を、富士フイルムのインスタントカメラ「チェキ」用フィルムにプリントすることができるアイテムです。

本製品最大の特徴はいろんな意味で「お手軽」なところ。通販サイトでの実売価格は3,600円前後と非常に手頃。スマホに専用アプリをインストールする必要もなく、動作に電池も不要です。

  • タカラトミー

    タカラトミー「プリントス」。実売価格3,600円前後で販売されています。プリントに使うフィルム「インスタックスミニ(チェキ)フィルム」は別売り。※以下、製品の写真は試用機のものです

  • プリントス

    それでは印刷までの手順を紹介していきましょう。本体重量は約350g、本体サイズは実測115×145×50mm(幅×奥行き×高さ、突起部除く)。未使用時にはコンパクトにたためるのでバッグにもスムーズに収納できます

  • 本体背面。奥に見えるのがカウンターで、インスタックスミニ(チェキ)フィルムの残り枚数が表示されます

  • カバーを開けて、インスタックスミニ(チェキ)フィルムを装着します。フィルムは10枚入が700円前後、20枚入りが1,200円前後で販売されています

  • インスタックスミニ(チェキ)フィルムを装着したら、フィルム排出つまみを時計回りに回転させて、フィルムカバーを排出します。つまり装着して1枚目はプリントできないわけです

  • 本体のウイングを左右に大きく開きます

  • 上面に付いているフレームをずらして、取り外します。上の写真は左にずらしたあとの状態です

  • フレームをはずすと、中央部分がせり上がってきます

  • 外したフレームをウイングの上に乗せたら、画像を表示した状態のスマホをセットします。プリントスの画面サイズは62×46mm。フィルムを排出する側(写真では左側)が印刷した際にフレームの上側になるので、スマホの方向もそれに合わせましょう

  • レンズ横のミラーで画面が回転していないかどうか確認可能です

  • 本体側面のシャッターボタンを下側に押し込むと、シャッターが切れます。そしてフィルムを排出!

  • だいたい90秒ぐらいで絵が現われますが、その後もゆっくりと色が濃くなり、ムラも落ち着いていきます。チープな味わいがたまりませんね!