みらい翻訳は12月14日、ユーザ辞書から翻訳モデルまでカスタマイズ可能な深層学習技術を用いたニューラル機械翻訳エンジン搭載の機械翻訳サービス「Mirai Translator」の提供を開始する。

国内企業初の機械翻訳サービス

同サービスは、海外との取引が多い企業や海外企業との合併会社、外資系駐日企業など、日常の業務で日英言語で業務を行っているビジネス向けの機械翻訳サービスとなっている。

  • プロファイルの利用例

    プロファイルの利用例(この例では、ユーザ1は翻訳時にプロファイル1のみ選択出き、ユーザ2は1と2が選択でき、ユーザ3は1,2,3が選択できるというように、担当毎にアクセスできる情報が管理できる)

翻訳機能としては、テキスト翻訳とファイル翻訳処理機能を実装。カスタマイズ機能を搭載しており、固有の商品名や専門用語等の名詞の辞書登録管理機能を利用すれば、職場全体で、より高い精度で翻訳処理できるようになるという。また、決まった翻訳文がある場合には、翻訳メモリ機能を利用することで、特定文章の翻訳文も確定することが可能に。これらのカスタマイズ機能を、グループで活用できるよう、プロファイル機能を搭載している。これにより、職場単位でのカスタマイズ機能の導入が世界に先駆けて実現できているという。

提供言語は、ビジネスシーンを想定した書き言葉系の日・英の双方向言語となっているが、近日中に日・中の双方向言語のサービスを追加。いずれは、多言語の提供を予定しているとのこと。

同サービスの申込みは、みらい翻訳コーポレートサイトで受付後、希望者には2週間の無償トライアルが提供され、販売代理店を通して販売される。詳細については、同サイト参照のこと。