エムティーアイは12月7日、2018年度より実施される「第3期 特定健診・特定保健指導」に対応した、健康保険組合の特定保健指導の実施率向上をサポートする「健保向け CARADAパック」を、2018年4月から提供開始すると発表した。

CARADAアプリ画面

CARADAアプリ画面

同社では、企業の健康経営をサポートする「企業向け CARADAパック」を提供しており、今回そのノウハウを生かし、「特定健診・特定保健指導」の新制度に対応した健康保険組合の取り組みを支援するサービス「健保向け CARADAパック」を開発した。

同サービスは、メタボリックシンドローム該当者とその予備軍に対し、カラダに関するデータを記録・管理できるアプリ『CARADA』を利用して、ヘルスコーチングを用いた栄養指導やゲーム要素を活用したイベントなどにより運動を促し、生活習慣の改善を効率的にサポートする。

行動科学に基づいた行動療法のプロセスを取り入れたヘルスコーチングプログラムにより、個人の状況に合った栄養指導やゲーム要素を用いたイベント(ゲーミフィケーション)、インセンティブ、グループ指導などを組み合わせることで、利用者の意識変容や継続した行動変容を促し、生活習慣病の予防や要医療者の重症化予防にも役立てることができるという。

同社では、来年4月の新制度スタートまでに60の健康保険組合への導入を目指し、導入後は健康保険組合のニーズに沿った機能の追加など、特定保健指導の実施率向上や被保険者の健康保持・増進をサポートするサービスとして発展させることを目指す。