シンガポール航空およびシルクエアーは12月7日、シンガポール航空グループのLCCであるスクートとのコードシェア提携に合意したと発表。これにより利便性が向上し、シンガポール航空およびシルクエアーの利用者は130を超える就航地の旅行が可能となる。

  • コードシェア便は、スクートが運航するアテネ、クラーク、ゴールドコースト、ハートヤイ、イポー、クラビ、クチン、パレンバン線から開始する予定

    コードシェア便は、スクートが運航するアテネ、クラーク、ゴールドコースト、ハートヤイ、イポー、クラビ、クチン、パレンバン線から開始する予定

今回の合意により、スクートが運航するシンガポールと30以上の都市を結ぶ便に、シンガポール航空の航空会社コード「SQ」、およびシルクエアーの航空会社コード「MI」が加わる。このコードシェア便は、スクートが運航するアテネ、クラーク、ゴールドコースト、ハートヤイ、イポー、クラビ、クチン、パレンバン線から開始する予定となっている。

これにより、シンガポール航空およびシルクエアーの利用者は、対象となる都市へ全旅程を記載した1枚の航空券で移動できるようになり、最初のチェックイン時に最終目的地までの搭乗券と手荷物のタグを受け取ることが可能となる。スルーチェックインのほかにも、4時間を超えるフライトでは、受託手荷物・機内食・飲み物・ブランケットといったサービスを無料で受けられるスクートのセット運賃「FlyBagEat(フライ・バッグ・イート)」を利用できる。

また、オンラインで航空券を予約する際に、シンガポール航空およびシルクエアーのウェブサイトからスクートが運航する便の座席指定を有料(スクートの規約に基づく)で行うこともできる。なお、このコードシェア便は、関係当局の認可を前提としており、今後シンガポール航空のホームページ、コールセンター、および最寄りの旅行会社にて順次販売を開始する。