ドコモ・ヘルスケアは11月29日、ウェアラブル活動量計「ムーヴバンド3」の利用者を対象に、スヌーズデータをもとに朝の起きやすさに関するからだデータを分析した結果を発表した。

「ムーヴバンド3」を腕に着けて眠ると、睡眠中の体の動きから、睡眠状態が「浅い」「深い」「覚醒」の3パターンに判定され、からだデータを記録・管理するスマートフォン向けアプリ「WM(わたしムーヴ)」で表示されるグラフで確認することができる。

  • 「ムーヴバンド」

「ムーヴバンド3」には振動で起こす目覚まし機能があり、今回、起床時に指定した間隔で「ムーヴバンド3」が振動する「スヌーズ機能」の平均使用回数を朝の目覚めやすさの尺度として、2万8407名のデータを調査分析した。その結果、最も朝起きられない季節は冬で、年齢が若いほど朝なかなか起きられない傾向にあることがわかったという。

平均スヌーズ回数を月別に比べると、12月が最も多く1.52回となっていた。特に、10月から12月にかけて増加傾向にある。

  • 月ごとの平均スヌーズ回数 資料:ドコモ・ヘルスケア

男女の年代別に平均スヌーズ回数を比べると、年齢が若いほど回数も多くなっている。男女どちらも年代が上がるごとに平均スヌーズ回数は減少している。

  • 性別年代ごとの平均スヌーズ回数 資料:ドコモ・ヘルスケア

平均スヌーズ回数を県別に比べてみたところ、沖縄県が1.94回と最多となった。沖縄県は他県を圧倒的に引き離しており、次に多い山梨県とは0.27回、最も少ない福井県とは1.16回の差が出ている。

  • 都道府県ごとの平均スヌーズ回数 資料:ドコモ・ヘルスケア

地方ごとの平均スヌーズ回数では、意外にも中部地方が1.41回と一番多かった。これに九州地方、四国地方と比較的温暖な気候の地方が続いている。

  • 地方ごとの平均スヌーズ回数 資料:ドコモ・ヘルスケア