Microsoftは11月28日(現地時間)、リモートデスクトップ接続を行う「Microsoft Remote Desktop」の新バージョンをApp Storeで公開したことを、公式ブログで明らかにした。新たなUIデザインと接続管理画面の改善が加わっている。

  • macOS上のMicrosoft Remote Desktop。接続中のデスクトップは赤枠でハイライト表示する(公式ブログより抜粋)|

    macOS上のMicrosoft Remote Desktop。接続中のデスクトップは赤枠でハイライト表示する(公式ブログより抜粋)

これまでもMicrosoftはmacOS版リモートデスクトップ接続クライアントをリリースしてきたが、古いバージョンの8.0.43は文字ベースのUIだったが、新バージョン(バージョン10.0.1)は接続先デスクトップのサムネイルを表示するなど、直感的なUIに変更された。また、ローカルマイクやスマートカード、プリンターのリダイレクト機能を備え、アイコンデザインも四角形から円形に変更している。

新UIでは、リモートデスクトップ接続のカスタムグループ割り当てや、アクティブな接続の強調、ユーザーアカウントの管理、同一ユーザーで異なるパスワードの保存といった面も改善された。なお、今後はRetinaディスプレイのサポートも予定している。

阿久津良和(Cactus)