大日本印刷(DNP)は11月28日、デロイト トーマツ リスクサービス(DTRS)と、サイバーセキュリティの人材育成事業で連携することを発表した。

今回の連携により、DTRSが11月28日にサービスを拡充するサイバーセキュリティ人材の育成プログラム「デロイト サイバーアカデミー」に、DNPが運営するサイバーナレッジアカデミーのサイバー攻撃への対応を体験型実践演習で訓練・学習できるメニューを提供開始する。

追加されるのはITシステム部門やネットワークアナリストなどを対象にした、サイバーインシデントレスポンスに関する「基礎編」と「応用編」の2コース。DNPはこれらの2コースにサイバーインシデントレスポンスマネジメント(CIRM)コースの基礎演習と実践演習の2つのメニューを提供する。

今後DNPは、サイバーナレッジアカデミーで提供している既存の4コース(「CIRMコース 基礎演習」「CIRMコース 実践演習」「CIRMコース 産業制御系・基礎」「サイバーオフェンスプロフェッショナルコース」)に加え、今回のデロイト サイバーアカデミーとの連携コースや、顧客の拠点にて演習を行うコースなど、利用者のさまざまな目的や要望に合わせたコースを随時展開していく予定だ。