肥後銀行と富士ソフトは、富士ソフトが開発・販売する人工知能を搭載したコミュニケーションロボット「PALRO(パルロ)」を肥後銀行の窓口業務にて、販売支援アシスタントとして導入することを目的に、店舗での実証実験を11月24日より開始すると発表した。

コミュニケーションロボット「PALRO(パルロ)」

実証実験では、来店した顧客に応対する行員のそばで、PALROが金融商品の説明をサポートする販売支援アシスタントを行う。対象商品は、投資信託からスタートさせ、順次拡充していく予定だという。

対象商品は投資信託58種類で、専門的な金融用語について、分かりやすく説明する。

同行ではPALROの導入に対して、フィデューシャリー・デューティー(他者の信認を得て、一定の任務を遂行すべき者が負っている幅広い様々な役割・責任)への適切な対応、より分かりやすい商品説明の補助、説明内容の均一化を期待している。

PALROを活用した実証実験イメージ