ソフトバンクは、 Pepper for Biz向けに、Pepperによる決済を可能にする法人向けソリューション「レジ for Pepper」を開発し、2017年12月4日より申し込み受け付けを開始すると発表した。

QRコードで決済する場合の例

レジ for Pepperは、注文の受け付けから決済までをPepperが行えるようにするソリューションで、日本語、英語、中国語での対応が可能。決済方法は、「Origami Pay」や「Alipay」に対応しており、QRコードで決済することが可能だ。また、同ソリューションには、3種類のプラン「Plan A(月額1万5000円)」「Plan B(月額2万5000円)」「Plan C(月額3万5000円)」を用意している。

基本的な機能がそろう標準的なプランであるPlan Bでは、「クラウドPOS」との連携により、来店客の層や各商品の注文率をデータ化し分析することができる。さらに、専用機器と連携することで交通系やiDなどの電子マネーにも対応する。そのほか、Plan Cでは来店客の顔と注文商品をPepperに記憶させることができ、2回目以降の来店時に、好みに合う商品を勧めることも可能であるという。

電子マネーで決済する場合の例

同ソリューションはヘッドウォータースのクラウドロボティクスサービス「SynApps(シナップス)」を活用して顧客情報管理を行っている。また、電子マネーによる決済は、三菱UFJニコスのクラウド型マルチ決済システム「J-Mups(ジェイ・マップス)」に接続することで実現している。なお、同サービスの提供開始は2018年1月以降を予定している。