電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」(凸版印刷運営)は11月21日、ブラックフライデーに関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2017年10月14~16日、有効回答は10~60代のシュフーポイント会員5万3,892人。

ブラックフライデー、認知度は3割

ブラックフライデーとは、米国で毎年11月の第4木曜日に行われる感謝祭の翌日の金曜日のこと。感謝祭の翌日からクリスマスセールが開始され、百貨店などをはじめとした小売店が黒字になることにちなんで「ブラックフライデー」と呼ばれる(ウェブリオ 新語時事用語辞典より)。

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ブラックフライデーの認知度を調べると、「内容を知っている」が11.5%、「名前だけ知っている」が19.1%で、認知度は30.6%だった。

ブラックフライデーに対するイメージを聞くと、38.2%が「ポジティブなイメージ」と回答。一方、28.1%が「ネガティブなイメージ」、33.7%が「その他」と答えており、本来消費者にとってセールはポジティブな要素であるにも関わらず、反対のイメージを抱いている人が多いことがわかった。同調査は「ブラックフライデー自体が浸透しきれていない傾向が見える」と分析している。

昨年、ブラックフライデーにちなんだ買い物をした人は9.4%だったが、今年の参加意向は43.1%まで上昇した。

ブラックフライデーのセールで自分への褒美として買いたいものは、「食品」が最も多く26.5%。以下、「外食」が17.2%、「化粧品・美容家電」が12.4%、「お酒」が8.1%、「旅行」が7.7%と続いた。